講演会「科学理論の変化について──新しいアプローチを検討する」(6月3日)
‏座談会「Let's talk with Dr. Teru Miyake」(6月4日) 

講演会「科学理論の変化について──新しいアプローチを検討する」(6月3日) ‏座談会「Let's talk with Dr. Teru Miyake」(6月4日) 

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日時
6月3日(金)17:00-18:45
6月4日(土)15:00-16:30
場所
6月3日 東京大学駒場Ⅰキャンパス 18号館4階 コラボ3
6月4日 東京大学駒場Ⅰキャンパス 101号館 2階 研修室
講演者
三宅 輝(シンガポール 南洋理工大学)
コメンテーター(6月3日のみ)
信原幸弘(本学大学院総合文化研究科)
使用言語
日本語
備考
6月3日 事前申込不要・入場無料
6月4日 事前要申込project3[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp まで)・入場無料
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト3「科学技術と共生社会」

6月3日
科学理論とは、累積的に少しずつ変化していくものなのか、それとも急進的な革命により変化していくのものなのか。トーマス・クーンが50年前に発表した「科学革命の構造」以来、これは科学哲学の中心的な課題である。一方で、近年の複雑系の研究から、技術の進化やイノベーションへの新しいアプローチが生まれている。本講演では、科学はどのようにして変化するのか、といった従来の科学哲学の課題に、これら新しいアプローチをどのように駆使できるのかについて検討する。特に、19世紀の物理の発展を、技術の進化の枠組みを利用して分析できる可能性について考察する。

6月4日
この度、IHS プロジェクト3では南洋理工大学(シンガポール)の三宅輝先生をお迎えし、シンガポールやアメリカ、ドイツなどでの研究生活や学術活動等を話していただきながら、学生の皆さんにキャリアパスを考えていただく機会を設けることになりました。三宅先生のご専門は科学哲学や科学史ですが、カリフォルニア工科大学で応用物理学の学士を修められ、その後、日本で技術者や科学・技術を専門とする通訳者としてご活躍された経験をお持ちです。そのような経験を通じて哲学に興味をお持ちになり、哲学の修士をタフツ大学で、博士をスタンフォード大学で修められました。またマックス・プランク研究所(ドイツ)でPredoctoral Fellowも経験され、現在は南洋理工大学で職に就かれていらっしゃいます。国際的な環境における研究や教育活動について直接お話を聞ける貴重な機会となります。是非足をお運び下さい。

三宅先生とテーブルを囲んで、直接話を聞いてもらえる場となる予定です。参加者は自分の研究内容、IHSプログラムとの関わりを5-10分程度で説明できるように準備をしてきて下さい。

注意

プログラム生には、参加後、報告書を提出していただきます。写真・映像・音声等を記録することとその記録されたものをプログラム活動で使用する可能性があることをご了承いただいた上でご参加ください。

問い合わせ先

プロジェクト3:project3[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp