総合地球環境学研究所との合同カンファレンス「地球環境と生活文化」
- 日時
- 2018年12月15日(土)
- 場所
- 東京大学駒場キャンパス学際交流ホールほか
- 主催
- 東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクトH「生命のポイエーシスと多文化共生のプラクシス」
- 協力
- 総合地球環境学研究所
- 備考
- 本実習は、教育プロジェクトHが2018年度Aセメスターに開講する「多文化共生・統合人間学実験実習II」(梶谷真司先生)の単位認定対象となるイベントです。ただし、履修の有無にかかわらず、IHSプログラム生の方はご応募いただけます。
教育プロジェクトHでは、過去二回実施した総合地球環境学研究所との合同カンファレンス(「地球の想像力:人新世時代(Anthropocene)の学び」、2017年1月26日/「地球環境と民主主義:人新世(Anthropocene)における学び」、2018年1月27日)を引継ぎ、同研究所との三回目の合同カンファレンス「地球環境と生活文化」を2018年12月15日(土)に開催します。
過去二回のカンファレンスでは、「人新世」、すなわち、人口増大、森林伐採、生物多様性の減少、人為的な気候変動など、人間とその活動が地球の地質にまで影響を与える、あらたな地質学的時代に、私たちにどのような行動が可能であり、なすべきなのか、という問いを深化させることが主眼となりました。このたびのカンファレンスでは、新たに「生活文化」という視点を導入し、環境問題の解決に向けた行動の可能性を討議することが目論まれています。 本カンファレンスは、教員等による講演と、学生によるポスター発表ならびに討議から構成される予定です。講演者としては、哲学・環境思想がご専門の鞍田崇先生(明治大学)、(株)良品計画・企画デザイン室長の矢野直子先生にご登壇いただき、議論にも加わっていただくことになっています。プログラム詳細につきましては、定まり次第お知らせをいたします。会場は、東京大学駒場キャンパス学際交流ホールを予定しています。
今回のお知らせでは、上記ポスター発表に参加するIHSプログラム生を募集します。環境問題の解決に向けた行動に関し、「生活文化」という視座に基づきながら、各人の専門内容を活かしつつ考察していただき、聴取者を前に発表していただくことが内容となります。ポスター発表に先立ち、いくたびか、リーディングマテリアルを設定しての事前研究会を行いますので、こちらにもご参加いただきます。
本イベントでのポスター発表を行うことを希望するプログラム生は、以下「参加にあたって」の要領で、参加の届出を行ってください。お相手である総合地球環境学研究所のみなさまをはじめとして、幅広い参加者の方々と意見を交わし、交流を行う貴重な機会となります。積極的なご応募をお待ちいたしています。
日程
2018年12月15日(土)
参加にあたって
- 参加を希望するプログラム生は、2018年9月30日(日)までに、下記「連絡先」のメールアドレスに応募の届出をしてください。そのさい、ポスター発表の題目(仮題可)をあわせてお知らせください。
- 本シンポジウムの参加ならびに活動報告書の執筆は、2018度Aセメスター「多文化共生・統合人間学実験実習II」(担当:梶谷真司教授)の単位認定対象となります。事前研究会など、関連活動の負担が大きいことに鑑み、本イベント一件への参加をもって、単位を認定するものとします。ただし、この授業に履修登録を行わない場合も、IHSの学生はご参加いただけます。
- 写真・映像・音声などを記録すること、および、その記録されたものをプログラム広報活動等で使用する可能性があることをあらかじめご了承ください。
- 参加者は、活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。
連絡先
応募・問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
IHS・教育プロジェクトH:project-h[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp