韓国研修&国際合同カンファレンス “Seeing like a State: Popularizing Correct Knowledge”

日時
2018年9月5日(水)〜9月8日(土)
場所
韓国・延世大学
募集人数
3名
使用言語
英語
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクトH「生命のポイエーシスと多文化共生のプラクシス」
共催
  • 延世大学(韓国)
  • フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルク(ドイツ)
備考
本研修は、教育プロジェクトHが2018年度Sセメスターに開講している「多文化共生・統合人間学実験実習II」(村松真理子先生)の単位認定対象となるイベントです。ただし、履修の有無にかかわらず、IHSプログラム生はご応募・ご参加いただけます。

IHS・教育プロジェクトH「生命のポイエーシスと多文化共生のプラクシス」では、2018年9月5日(水)〜8日(土)の四日間、ドイツのフリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルク(FAU。以下「エアランゲン大学」と略記)ならびに韓国の延世大学の先生方や学生の皆様とともに、“Seeing like a State: Popularizing Correct Knowledge” と銘打った合同カンファレンスを実施します。会場は、韓国・延世大学です。エアランゲン大学からはマーク・マッテン先生(中国学)ならびにファビアン・シェーファー先生(日本学)と大学院生・PD研究員複数名、延世大学からはキム・ハン先生(政治思想・日本思想史)と大学院生複数名が参加します。

この活動は、2014年以来、延世大学ならびにエアランゲン大学と共同で、旧教育プロジェクト2が行って来た国際カンファレンスを引き継ぐもので、本年度で五回目の実施となります。今年度はフィールドを韓国とし、 “Seeing like a State: Popularizing Correct Knowledge”という大きなテーマのもと、三大学の学生による研究発表と討議を英語で行うほか、先生方によるワークショップを開催する予定です。また、このテーマの観点から、エクスカーションなどのアディショナル・プログラムも実施します。

カンファレンスのテーマにつきましては、以下の説明文をご参照ください:

The fifth workshop in the Trilateral Workshop Program „Transcontinental Perspectives on Knowledge Production“ organized by the FAU Erlangen-Nürnberg, the University of Tokyo and Yonsei University (Korea) will be hosted at Yonsei University, Korea on September 6-7, 2018. This time the workshop is titled "Seeing like a State: Popularizing Correct Knowledge“. It focuses on the role of the modern (nation-) state in producing and circulating correct and/or legitimate knowledge, yet by choosing a transcontinental perspective it situates knowledge in a broader context that allows to view knowledge transfer no longer in a mono-directional fashion (from West to East). The appropriation of knowledge in new cultural and political contexts was integrated in both the emergence and transformation of modern statehood since 19th century during which the state had a considerable impact on defining and communicating acceptable knowledge.
Presentations should be about 20 minutes, followed up by discussions.

このイベントに参加するIHSプログラム生(ないし「多文化共生・統合人間学実験実習II」の履修者)を、3名募集します。関心のある方はふるってご応募ください。

日程(予定)

  • 2018年9月5日(水):韓国到着。事前準備。
  • 9月6日(木):カンファレンス
  • 9月7日(金):午前 カンファレンス 午後 エクスカーション
  • 9月8日(土):帰国

参加要件

  1. IHSのプログラム生(ないし「多文化共生・統合人間学実験実習II」の履修者)であり、この研修の趣旨を理解して積極的に関与する志を有していること。
  2. 視察先の現場の実践を尊重すること。
  3. 写真・映像・音声等を記録することと、その記録されたものをプログラム広報活動で使用する可能性があることを了承すること。

参加にあたって

  1. 参加を希望するプログラム生(ないし「多文化共生・統合人間学実験実習II」の履修者)は、2018年6月6日(水)までに、下記の「連絡先」メールアドレスまで応募の届け出をしてください。参加希望者が募集人員を超過する場合には、選抜を行います。
  2. ご応募にさいしては、学生会議でのご発表タイトル(仮題可。発表は英語で、20分+討議)をお知らせください。発表は、カンファレンスのテーマを意識していただければ、幅広い内容を取り上げていただけます。ご不明な点があればご相談ください。
  3. プログラム生の参加者には、東京大学ならびにIHSの規定に則って旅費を支給します。規定に基づく旅費以外の、個人にかかる経費については各自で負担することになります。参加する場合は、手続き上必要な書類を期限内に提出することが求められます。
  4. この研修は、Sセメスター「多文化共生・統合人間学実験実習II」(担当:村松真理子先生)の単位認定対象となるイベントです。ただし、履修登録を行っていない場合でも、IHSプログラム生はご応募・ご参加いただけます。
  5. 参加については、事前に指導教員に十分な説明を行い、了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが出張の要件になります。
  6. 参加者は活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。

連絡先

応募・問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
IHS・教育プロジェクトH:project-h[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp

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