演習VI 鶴見研修

演習VI 鶴見研修 ─生命科学研究の現場へ挑む─

日時
2018年7月18日(水)13:00 - 17:00
訪問先
理化学研究所 横浜キャンパス・横浜市立大学 鶴見キャンパス(横浜市・鶴見)
募集人数
4〜5名程度。
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクトN「科学技術と共生社会」
担当教員
道上 達男(大学院総合文化研究科/IHS)

今年度の多文化共生・統合人間学演習VIでは、発展の一途をたどる「生命科学」が、社会にどのような影響を与えているのか、科学技術のメリットのみならず、デメリットの側面に光を当てて学習・議論しています。本研修は、演習VIの一環として、横浜市・鶴見の理化学研究所と横浜市立大学を訪問し、第一線で活躍されている先生方にわかりやすく解説して頂きます。

応募段階での予備知識や履修の有無は問いませんので、興味や関心のある方はふるってご応募下さい。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております。

第一部:理化学研究所・生命医科学研究センターhttp://www.ims.riken.jp/

古野 正朗 氏「理化学研究所生命医科学研究センターの紹介」 

生命医科学研究センター、コーディネーター。国際共同研究プロジェクトの推進、研究連携推進、国際会議開催支援などを行なっている。1998年 名古屋大学大学院(分子生物学)修了、理学博士。同大学医学部、理化学研究所、米国ジャクソン研究所などを経て2018年より現職。

鈴木 貴紘 氏「最先端遺伝子解析施設での研究紹介」

理化学研究所・ライフサイエンス技術基盤研究センター 研究員。2014年より横浜市大大学院客員研究員を兼任。分子生物学・細胞生物学により、細胞の機能を自在に操作することを目指して細胞分化メカニズムの解明や遺伝子操作技術の開発を行っている(http://www.riken.jp/careers/intro/201207/)。2009年 横浜市大大学院(国際総合科学)修了、理学博士。理化学研究所特別研究員を経て2012年より現職。

第二部:横浜市立大学大学院・生命医科学研究科http://www.tsurumi.yokohama-cu.ac.jp/

鈴木 厚 氏 「生命の本質、細胞極性を研究する魅力」

横浜市立大学大学院・生命医科学研究科 教授。「生命」が「物質世界」と根本的に異なる点は、後者が〝自律的な自己組織化能″を持つという点であり、その本質の一端は、「細胞極性」の形成(細胞の構造と機能が自律的に非対称化する現象)という形で現れている。その形成機構を明らかにするとともに、極性制御といった観点から細胞の機能や疾患のメカニズムなどの解明を目指している(http://www.tsurumi.yokohama-cu.ac.jp/mcbl/suzuki/index.html)。1991年 京都大学大学院(生物物理学)修了、理学博士。国立精神神経センター、横浜市大医学部を経て、2013年より同大大学院生命医科学研究科准教授、2018年より現職。

参加にあたっての注意

  1. 参加を希望するプログラム生は、2018年7月11日(水)までに、下記の「連絡先」メールアドレスまで応募の届け出をしてください。参加希望者が募集人員を超過する場合には、履修者の参加を優先します。
  2. 参加にあたって、事前に指導教員に十分に説明し参加の了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが必要です。
  3. 写真・映像・音声等を記録することと、その記録されたものをプログラム広報活動で使用する可能性があることをご了承ください。
  4. 参加者は活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。

参加申し込み

2018年7月11日(水)までにproject-n[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jpへ参加希望メールをお送り下さい。

問い合わせ先

プロジェクトN(担当:水野)project-n[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp