現代日本社会におけるヘイトスピーチ問題と多文化共生について

現代日本社会におけるヘイトスピーチ問題と多文化共生について 〜映画『ロス暴動の真実』(2008)から考える〜

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日時
7月20日(水)16:30-19:00
場所
東京大学本郷キャンパス情報学環本館7階メディアスタジオマップ
映画タイトル
『ロス暴動の真実〜コリアタウンはなぜ襲われたか〜(原題: Clash of Colors: LA Riots of 1992)(2008)
スピーカー
丁 智恵(IHSプロジェクト4・RA、学際情報学府博士課程)
映画の言語
英語(日本語字幕)
ディスカッションの言語
英語と日本語
Facebook イベントページ
https://www.facebook.com/events/208533826213419/

近年、日本社会では在日コリアンなどの民族的マイノリティに対するヘイトスピーチなどが問題化し、国会では2016年5月24日にヘイトスピーチ対策法が成立し、今後の成り行きが注目されています。

今から20年以上も前の1992年、米国ロサンゼルスでは、人種間の争いが暴動にまで発展したといわれる「ロス暴動」が起こりました。果たして人種間の憎しみが増幅しこのような事態にまで発展したのでしょうか。在米韓国人弁護士のデヴィッド・キムは、この事件を2008年に振り返り、その真相を克明に描きました。

人種や民族間の闘争の陰には、社会・経済・政治的な様々な要因があります。近年日本社会でも渦巻くレイシズムの問題、そして未来の多文化共生社会について、映画の上映とその後のトークを通じて考えていきたいと思います。

主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト4「多文化共生社会をプロデュースする」

※注意
写真・映像・音声等を記録することとその記録されたものをプログラム活動で使用する可能性があることをご了承いただいた上でご参加ください。