演習V青森研修──六ヶ所村で考えるエネルギー問題の今と未来

日時
2017年10月17日(火)〜19日(木)
訪問先
六ヶ所村次世代エネルギーパーク内各所
  • (公財)環境科学技術研究所
  • 六ヶ所原燃PRセンター
  • (株)フローリテックジャパン
  • 国際核融合エネルギーセンター
  • むつ小河原ウィンドファーム
  • ユーラス六ヶ所ソーラーパーク
募集人数
4〜5名程度 ※IHSプログラム生以外の東京大学大学院生も参加可能ですが、費用は自己負担となります。
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト3「科学技術と共生社会」
担当教員
渡邊 雄一郎(大学院総合文化研究科/IHS)

この研修は、多文化共生・統合人間学演習Vの一環として、青森県六ヶ所村にある次世代エネルギーパーク内の施設等を見学します。演習Vでは 環境、物質、放射線などに関する正しい知識を習得し、それらがかかわる行政や社会、技術開発、産業について考察することを目的としています。今回は、自然科学の関連分野、法令やリスク論といった観点から行われる講義や演習を行う前に、エネルギー問題をその現場から考える機会を設けます。

教室で放射線について学んでも、特に原子力発電は、東京の生活圏からは地理的にもイメージ的にも遠い存在です。なぜ電力大量消費地から離れて発電所があるのでしょうか。廃棄物はどのように処理されるのでしょうか。このようなことを現場で見聞することで、離れた場所では「知っているだけだった」ことを実感してもらいたいと思います。また、再生可能エネルギーをとりだす現場も合わせて訪問し、現代社会をエネルギー確保の観点から多角的に考察します。

多文化共生・統合人間学演習Vを履修する方はぜひご参加ください。本研修に参加することを通じて「環境・物質」と人間社会との関わりについて、直ちに明確な意見をもつことはできないかもしれません。しかし、この研修が、将来にわたって何らかの理解の一助になればと考えております。応募段階での予備知識は問いませんので、興味や関心のある方はふるってご応募下さい。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております。

参加にあたっての注意

  1. 参加を希望するプログラム生は、2017年9月21日(木)までに、下記の「連絡先」メールアドレスまで応募の届け出をしてください。その際、今年度の演習Ⅴの履修をするかどうかについて明記下さい。参加希望者が募集人員を超過する場合には、履修予定者の参加を優先します。
  2. 参加者には、東京大学ならびにIHSの規定に則って旅費を支給します。それ以外の個人にかかる経費については各自で負担することになります。参加する場合は、手続き上必要な書類を期限内に提出することが求められます。
  3. 参加については、事前に指導教員に十分な説明を行い、了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが出張の要件となります。
  4. 写真・映像・音声等を記録することと、その記録されたものをプログラム広報活動で使用する可能性があることをご了承ください。
  5. 参加者は活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。

参加申し込み

2017年9月21日(木)までにproject3[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jpへ参加希望メールをお送り下さい。

問い合わせ先

プロジェクト3(担当:西堤/水野)
project3[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp