韓国研修&国際合同学生会議「核心現場と共生」

日時
2016年3月10日(木)〜3月13日(日)
場所
大韓民国ソウル特別市および周辺地域
募集人数
2、3名
使用言語
英語
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」
備考
本研修は、教育プロジェクト2が開講している「多文化共生・統合人間学実験実習II」(村松眞理子先生)の単位認定対象となるイベントです(なお、履修者は二つ以上の対象イベントに参加し、活動報告書を執筆することが求められます)。ただし、履修の有無にかかわらずご応募いただけます。

IHS教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」では、2016年3月10日(木)〜13日(日)の四日間、韓国・延世大学の先生方や学生の皆様の支援をいただき、「核心現場と共生」をテーマとする韓国研修と国際合同学生会議とを実施します。

この活動は、昨年9月25日〜26日に、韓国・延世大学ならびにドイツ・エアランゲン大学と共同で教育プロジェクト2が行ったWorkshop & Graduate Student Conference "Universal Values in a post-secular Era"(於 東京大学駒場キャンパス)を引き継ぐものです。今年度のテーマに含まれる「核心現場」とは、延世大学の白永瑞先生が提唱されている概念で、ローカルな現場にナショナルかつインターナショナルな困難と矛盾が凝縮されており、それを丁寧に分析することによって、「共生」の可能性が開かれるという考えに基づくものです。韓国で実施するこのたびの活動では、ソウル特別市周辺のほか、北朝鮮との軍事境界線の視察を行うことも予定しています。延世大学との国際合同学生会議では、自らの関心に沿った「核心現場」を一つ取り上げ、それについて英語で発表することが求められます。

この研修&国際合同学生会議に参加するIHSプログラム生を、2、3名募集します。関心のある方はふるってご応募ください。

行程表(予定)

2016年3月10日(木):韓国・ソウル特別市へ移動
3月11日(金):板門店視察
3月12日(土):延世大学との国際合同学生会議
3月13日(日):帰国

参加要件

  1. IHSのプログラム生(あるいは下記「多文化共生・統合人間学実験実習II」の履修者)であり、この研修の趣旨を理解して積極的に関与する志を有していること。
  2. 視察先の現場の実践を尊重すること。
  3. 写真・映像・音声等を記録することと、その記録されたものをプログラム広報活動で使用する可能性があることを了承したうえで参加すること。

参加にあたって

  1. 参加を希望するプログラム生は、2016年1月14日(木)18:00までに、下記の「連絡先」メールアドレスまで応募の届け出をしてください。参加希望者が募集人員を超過する場合には、選抜を行います。
  2. 上記の応募届け出のおりには、以下の①から⑤の情報を、あわせてお伝えください。

    ①氏名・所属(専攻、コース、学年)
    ②本研修でのやり取りに使用するメールアドレス
    ③ご自身の電話番号
    ④緊急連絡先(ご実家あるいはパートナー等の電話番号)
    ⑤加入している保険の名称(「学研災付帯賠償責任保険Aコース」、「かんぽ生命保険」等)

    以上の情報は、環境安全管理室に提出する「野外教育研究活動・安全衛生管理計画書」に記載する必要がありますので、参加者には提出をお願いしています。
  3. 参加者には、東京大学ならびにIHSの規定に則って旅費を支給します。それ以外の個人にかかる経費については各自で負担することになります。参加する場合は、手続き上必要な書類を期限内に提出することが求められます。
  4. この研修は、Aセメスター「多文化共生・統合人間学実験実習II」(担当:村松眞理子教授)の単位認定対象となるイヴェントです。ただし、履修登録を行っていない場合にもご参加いただけます。
  5. 参加については、事前に指導教員に十分な説明を行い、了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが出張の要件となります。
  6. 参加者は活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。

連絡先

応募・問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
IHS・教育プロジェクト2:project2[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp

プロジェクト2の関連活動
Workshop & Graduate Student Conference "Universal Values in a post-secular Era"