柳生好彦氏講演会:「オリーヴが開く小豆島の未来──地域振興の鍵」

柳生好彦氏講演会:「オリーヴが開く小豆島の未来──地域振興の鍵」

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日時
2017年5月11日(木)12:30 - 13:30
場所
東京大学駒場キャンパス101号館2階24号室
講演者
柳生好彦さん (小豆島ヘルシーランド株式会社 前社長・現相談役)
備考
入場無料・事前登録不要
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト1「生命のかたち」

教育プロジェクト1「生命のかたち」では、5月11日(木)に「小豆島ヘルシーランド株式会社」相談役の柳生好彦さんをお招きし、講演会を実施します。柳生さんは、1985年に瀬戸内海小豆島のオリーヴを化粧品として製造・販売する同社を設立し、事業を拡大されてきました。同時に、オリーヴを通じた小豆島の観光開発や、アートプロジェクトによる街づくりの試みなど、地域振興と密着する様々な活動も展開されています。今年2月にプロジェクト1で実施された瀬戸内研修「アートによる地域振興」では、そうした多様な事業活動の一端を実際に見せていただきました(「瀬戸内研修「アートによる地域振興──海・島・生命のかたち」報告」)。このたびの講演では、柳生さんがこれまで行われた活動を具体的にご紹介いただきながら、小豆島の地域振興にかける想いを語っていただきます。人口減少が加速する日本において、地域経済とコミュニティーを再活性化するために今どのような視点が重要なのか。人と土地を結ぶような新しい経済のスタイルとして、どのような「かたち」が可能なのか。ご関心をお持ちのプログラム生は、ぜひお気軽にご参加ください。

関連URL
小豆島ヘルシーランド株式会社

講演者プロフィール

昭和27年生まれ。少年時代より父の経営する柳生商店を手伝い、16歳で学業の傍ら家業を継ぐ。元松下電器産業会長の髙橋荒太郎氏と出会い、事業を任されたことがきっかけで多摩大学教授であった望月照彦氏に師事、のちに同大学院にてMBAを取得。望月氏から続く縁は作家宇野千代氏との出会いに繋がり、小豆島のオリーヴを活かした化粧品づくりを決意。昭和60年、小豆島ヘルシーランド株式会社設立。現在は同社相談役。オリーヴを通じて人々を心身両面から健康にする事業に取り組み続ける傍ら、平成26年に「歓光」客を300万人に増やすことを目指して「一般社団法人 瀬戸内・小豆島歓光推進機構」を立ち上げ、小豆島のさらなる発展のため新たな試みのスタートを切る。

※注意事項

  • 参加したプログラム生は活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。
  • 講演中に記録した写真・映像・音声等は、IHSプログラムの活動で使用する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

問い合わせ先

IHS・教育プロジェクト1「生命のかたち」:project1[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp

関連リンク

瀬戸内研修「アートによる地域振興──海・島・生命のかたち」報告