イタリア研修「食・地域・市民社会——スローフードと多様性」参加プログラム生募集

「共生のプラクシス 市民社会と地域という思想」教育プロジェクトでは、夏学期を通して一連の「食」と「農」をめぐるセミナー・実習を行ってきました。冬学期には、ヨーロッパユニットの演習としてこのテーマを継続的に深めていく予定です。

その一環として、10月末にイタリア・トリノ市とその周辺を訪れ、「食・地域・市民社会──スローフードと多様性」研修を行います。

スローフード協会が隔年で開催する国際的な食と農の催し「テッラ・マードレ」をトリノで見学し、開催団体の一つである「食の科学大学」(イタリア・ポッレンツォ市)主催のコンファレンスに参加します。またトリノ国立大学の高等大学院と共同のgraduate student conferenceを行ったり、その地域の農業生産者の現場を訪問したりすることで、今日の食と農のおかれている状況と、文化としての食についての理解を深め、市民社会と地域の結びつきを現場から考えます。

この研修に参加するIHSプログラム生を若干名募集しますので、関心のある方は奮ってご応募ください(7月18日に事前説明会も行います)。

日程と場所(予定)
2014年10月24日(金)〜30日(木)
イタリア(トリノ市および周辺地域)

参加要件
  1. IHSのプログラム生であり、この研修の趣旨を理解して積極的に関与する志を有していること。
  2. 見学先の現場の実践を尊重すること。
  3. 写真・映像・音声等を記録することとその記録されたものをプログラム活動で使用する可能性があることを了承した上で参加すること。
    なお、参加者は活動終了後に報告書の提出を求められます。
参加にあたって
  • 2014年7月18日(金)16:30に101号館2階研修室で第一回説明会を開催しますので、参加希望者や興味がある人はご参集ください。都合がつかない方には個別に対応しますので、下記の「連絡先」メールアドレスまでご連絡ください。最終的に参加希望者が多い場合には、選抜を行います。
  • 参加を希望するプログラム生は8月5日(火)16:00までに下記のメールアドレスまでご連絡ください。
  • 参加者には、東京大学の規程にしたがって旅費を支給します。それ以外の個人にかかる経費は各自で負担することになります。参加する場合には手続き上必要な書類を期限内に提出してもらいます。
  • この実習は冬学期開講の「多文化共生・統合人間学実験実習II」の一環として行われますので、参加者は必ず履修登録をしてください。
  • 冬学期授業期間中の研修ですので、参加については指導教員に十分説明し、了承を得てください。

連絡先
参加希望・問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
IHS「共生のプラクシス」教育プロジェクト:project2 [at] ihs.c.u-tokyo.ac.jp([at]を@に変えてください)