演習VI─国立がん研究センター訪問「がんの新しい診断治療戦略とは」
- 日時
- 2018年5月15日(火)15:00-17:00
- 訪問先
- 国立がん研究センター(中央区・築地)
- 募集人数
- 4〜5名程度
- 主催
- 東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクトN「科学技術と共生社会」
- 担当教員
- 道上達男/渡邊雄一郎(大学院総合文化研究科/IHS)
今年度の多文化共生・統合人間学演習VIでは、近年目覚ましい進歩を遂げている生命科学が、社会にどのような影響を与えているのか、科学技術のメリットのみならず、デメリットの側面に光を当てて学習・議論していきます。
本研修は、演習VIの一環として、中央区・築地のがん研究センターを訪問し、分子細胞治療研究分野・主任分野長の落谷孝広先生に最新のがん研究について分かりやすく講義をしていただきます。またがん研究センター内の最新鋭の施設を見学させていただきます。がん研究の最先端を体感していただくとともに、これらの研究が内包する様々な問題を考察して下さい。
応募段階での予備知識や履修の有無は問いませんので、興味や関心のある方はふるってご応募下さい。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております。
講師
落谷孝広氏(国立がん研究センター・分子細胞治療研究分野・主任分野長)
「がんの新しい診断治療戦略とは〜マイクロRNA体液診断から再生医療まで〜」
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/
https://www.ncc.go.jp/jp/ri/division/molecular_and_cellular_medicine/ochiya/index.html
講師略歴
1988年 大阪大学大学院博士課程修了(医学博士)、同年大阪大学細胞工学センター文部教官助手。その後米国ラホヤがん研究所(ポストドク・神経分化の研究)、国立がん研究センター 主任研究員、同分子腫瘍学部室長、がん転移研究室独立室長、分子細胞治療研究分野長を経て、2018年より現職、プロジェクトリーダー。また東京医科大学医学総合研究所教授他、各大学の客員教授を務める。また、日本癌学会評議員、日本RNAi研究会運営委員,日本エクソソーム協会(JSEV)会長など、学会・研究会の役員を務める。
井上財団研究奨励賞、国立がんセンター田宮賞、日経BP技術賞、日本再生医療学会優秀演題賞2回、日本人工臓器学会オリジナル賞などを受賞。
参加にあたっての注意
- 参加を希望するプログラム生は、2018年5月13日(日)までに、下記の「連絡先」メールアドレスまで応募の届け出をしてください。参加希望者が募集人員を超過する場合には、履修者の参加を優先します。
- 参加にあたって、事前に指導教員に十分に説明し参加の了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが必要です。
- 写真・映像・音声等を記録することと、その記録されたものをプログラム広報活動で使用する可能性があることをご了承ください。
- 参加者は活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。
参加申し込み
2018年5月13日(日)までにproject-n[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jpへ参加希望メールをお送り下さい。
問い合わせ先
プロジェクトN(担当:水野)
project-n[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp