宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校での哲学対話講習

日時
2017年9月20日(水)〜22日(金)
場所
宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」
備考
本実習は、教育プロジェクト2が2017年度Aセメスターに開講する「多文化共生・統合人間学実験実習II」(林少陽准教授)の単位認定対象となるイベントです(Sセメスターではありませんのでご注意ください。なお、履修者は二つ以上の対象イベントに参加し、活動報告書を執筆することが求められます)。ただし、履修の有無にかかわらず、IHSプログラム生の方はご参加いただけます。

教育プロジェクト2では、本年9月20 日(水)から22日(金)までの日程で、宮崎県五ヶ瀬町にある宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校での哲学対話講習を実施します。当校は宮崎県と熊本県の県境に位置し、全国に25校ある公立の中等教育学校(中高一貫の教育機関)の嚆矢であり、1学年40人の全寮制という、ユニークな教育をおこなっていることでも有名です。外国の大学とも連携した国際的な教育を実施しており、世界に目を向けながら地域に密着した人材を育てることをモットーにしている学校です。教育プロジェクト2の梶谷真司先生は、五ヶ瀬中等教育学校と数々のイベント等で継続的に関わっており、今回のイベントもその一環として開催されることになりました。内容の委細は以下の通りです。

講義「哲学対話の手法を学ぶ」  

  • 後期課程4年(高校1年に相当):ファシリテーションの手法を中心に講義ならびに実習。
  • 前期課程3年(中学3年に相当):哲学対話の体験

日時:

  • 2017年9月20日(水)中に現地入り。
  • 9月21日(木):13:35-16:35に講習実施。
  • 9月22日(金)9:00-12:00に講習実施。終了後、夜に帰京。

当イベントにおいて、講習の現場に加わり、サポートにあたるプログラム生を、2名ほど募集いたします。地域密着型の教育機関の実情に関心のある方、哲学対話をつうじた教育活動に関心のある方の積極的なご参加をお待ちいたしております。

参加にあたって

  1. 参加を希望するプログラム生は、2017年5月30日(火)までに、下記の「連絡先」メールアドレスまで応募の届け出をしてください。
  2. 参加者には、東京大学ならびにIHSの規定に則って旅費を支給します。それ以外の個人にかかる経費については各自で負担することになります。参加する場合は、手続き上必要な書類を期限内に提出することが求められます。
  3. 写真・映像・音声などを記録すること、および、その記録されたものをプログラム広報活動等で使用する可能性があることをあらかじめご了承ください。
  4. 参加については、事前に指導教員に十分な説明を行い、了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが参加の要件となります。
  5. 参加者は、活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。

連絡先

応募・問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
IHS・教育プロジェクト2:project2[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp

関連URL

2016年度 宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校での研修