宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校での研修

日時
2016年12月18日(日)〜20日(火)
場所
宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」
備考
本実習は、教育プロジェクト2が2016年度Aセメスターに開講する「多文化共生・統合人間学実験実習II」(梶谷真司教授)の単位認定対象となるイベントです(なお、履修者は二つ以上の対象イベントに参加し、活動報告書を執筆することが求められます)。ただし、履修の有無にかかわらず、IHSプログラム生の方はご参加いただけます。

IHS・教育プロジェクト2では、本年12月18日(日)から20日(火)までの日程で、宮崎県五ヶ瀬町にある宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校での研修を実施します。当校は宮崎県と熊本県の県境に位置し、全国に25校ある公立の中等教育学校(中高一貫の教育機関)の嚆矢であり、1学年40人の全寮制という、ユニークな教育をおこなっていることでも有名です。外国の大学とも連携した国際的な教育を実施しており、世界に目を向けながら地域に密着した人材を育てることをモットーにしている学校です。IHS・教育プロジェクト2の梶谷真司先生は五ヶ瀬中等教育学校と三年前から数々のイベント等でかかわっており、今回のイベントもその一環として開催されることになりました。当イベントはもともと、生徒たちが中心となって運営する趣旨のもので、五ヶ瀬中等教育学校の生徒たちが地元五ヶ瀬町の人々と交流することを内容としています。今回教育プロジェクト2は、その生徒たちが自分自身で作り上げたイベントに参加することによって、地域密着型の教育機関の生徒たちと地域住民とのあいだの実践的な交流の場に加わることができるようになりました。「地域」という枠組みの内部で生じた、中高生たちと地域住民との交流の一端に触れることのできる良い機会になると考えられます。ぜひ奮って申し込みいただければと存じます。

参加にあたって

  1. 参加を希望するプログラム生は、2016年11月30日(水)までに、下記の「連絡先」メールアドレスまで応募の届け出をしてください。
  2. 参加者には、東京大学ならびにIHSの規定に則って旅費を支給します。それ以外の個人にかかる経費については各自で負担することになります。参加する場合は、手続き上必要な書類を期限内に提出することが求められます。
  3. 写真・映像・音声などを記録すること、および、その記録されたものをプログラム広報活動等で使用する可能性があることをあらかじめご了承ください。
  4. 参加については、事前に指導教員に十分な説明を行い、了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが参加の要件となります。
  5. 参加者は、活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。

連絡先

応募・問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
IHS・教育プロジェクト2:project2[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp