青森研修「青森高校での哲学対話」

日時
2016年5月30日(月)〜5月31日(火)
場所
青森県立青森高等学校(青森県青森市)
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」
備考
本研修は、教育プロジェクト2が開講しているSセメスター「多文化共生・統合人間学実験実習II」(梶谷真司先生)の単位認定対象となるイベントです(なお、履修者は二つ以上の対象イベントに参加し、活動報告書を執筆することが求められます)。ただし、履修の有無にかかわらずご応募いただけます。

IHS教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」では、5月30日(月)〜31日(火)の二日間、青森県立青森高等学校にて、「哲学対話」の実践に加わる研修を実施いたします。担当教員である梶谷真司先生よりのご案内文を以下に記載いたします。

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青森高校は平成26年に文科省からSGH(スーパーグローバルハイスクール)の認定を受け、国際的な資質をもった人間を育成するために、様々な試みを行っています。このたび、話し合いと学習に役立つ手法として哲学対話の導入のために協力を依頼されたので、授業体験とファシリテーション研修の機会を設けることになりました。哲学対話は現在、学校教育やコミュニティ形成、地域振興の場で、ともに問題を考え、思考を深めるさいにきわめて有効であり、今回も実際の現場で専門的な知識や技術がどのように生かせるかを実地に体験する貴重な機会となります。学校教育全般、哲学の社会的実践に関心のある人は振るってご参加ください。

5月30日(月)

  • 13:10〜14:50(100分)
    グループに分けてそれぞれのテーマで哲学対話を行う。
  • 15:00〜16:00
    教員との意見交換

5月31日(火)

  • 9:35〜11:15(100分)
    哲学対話(前日と同様)
  • 13:10〜14:50(100分)
    同上

*出発は7時30分ごろに東京発、帰京は午後9時ごろの予定。

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本研修の内容にご関心をお持ちのIHSプログラム生は、ぜひ参加をご検討ください。

参加要件

  1. IHSのプログラム生であり、この研修の趣旨を理解して積極的に関与する志を有していること。
  2. 視察先の現場の実践を尊重すること。
  3. 写真・映像・音声等を記録することと、その記録されたものをプログラム広報活動で使用する可能性があることを了承したうえで参加すること。

参加申し込みにあたって

  1. 参加を希望するプログラム生は、2016年5月16日(月)までに、下記の「連絡先」メールアドレスまでご応募ください。
  2. 参加者には、東京大学ならびにIHSの規定に則って旅費を支給します。それ以外の個人にかかる経費については各自で負担することになります。参加する場合は、手続き上必要な書類を期限内に提出することが求められます。
  3. この研修は、Sセメスター「多文化共生・統合人間学実験実習II」(担当:梶谷真司教授)の単位認定対象となるイベントです。ただし、履修登録を行っていない場合にもご参加いただけます。
  4. 参加については、事前に指導教員に十分な説明をおこない、了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが必須となります。
  5. 参加者は活動終了後に「活動報告書」の提出を求められます。

連絡先

応募・問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。

IHS・教育プロジェクト2:project2[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp

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