- 日時
- 2016年1月25日(月)17:00-19:00
- 場所
- 東京大学駒場キャンパス8号館210教室
- 使用言語
- 日本語
- 主催
- 東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」
- 備考
- 入場無料・事前登録不要
IHS教育プロジェクト2では、2015年度Sセメスター時に採択された学生自主企画「捕鯨・資源管理のこれまでとこれから 小型鯨類沿岸捕鯨の現場を知る」のプログラム生たちが、2016年1月25日(月)17時より、外房捕鯨株式会社の庄司義則社長を招いての講演会を実施します。
下記に、自主企画参加学生による告知文を掲載いたします。
お目通しのうえ、ご関心のある方は、ふるってご参加ください。
IHS Project 2の捕鯨問題に関する自主企画より、講演会のご案内をさせていただきます。
【タイトル】
「異なりながら共に生きる」房州沿岸捕鯨の現場から
外房捕鯨株式会社 社長 庄司義則氏 講演会
【場所】東京大学駒場キャンパス 8号館210教室
【日時】2016年1月25日(月) 17:00~19:00
【概要】
国際司法裁判所における捕鯨裁判やシーシェパードによる調査捕鯨の妨害、映画『ザ・コーヴ』の公開など、捕鯨問題では今まさに「異文化」の衝突が起こっています。
そういった状況の中でも、千葉県南房総市で沿岸小型捕鯨業を行なう外房捕鯨株式会社では、毎年漁期の度に捕獲したクジラの解体を広く一般に公開し、海外メディアの取材も受け入れ、さらには、クジラについて学び考える「和田浦くじらゼミ」を開催するなど、広報活動が盛んに行なわれています。
こういった活動は、ともすれば反捕鯨活動の格好の標的にもなりかねず、捕鯨業にとって必ずしもメリットばかりではないように見えます。
しかし興味深いことに、和田浦の現場では衝突が起こらず、このような取り組みが既に7年以上も継続されています。
IHS Project 2の捕鯨問題に関する自主企画ではこの度、こうした活動を主導されている外房捕鯨株式会社社長の庄司義則氏をお招きし、和田浦の現場における取り組みについて捕鯨をめぐる歴史的背景などと絡めてご講演いただくこととなりました。
和田浦の現場は多文化共生を考える上で大変興味深い一事例ですので、皆様ぜひ振るってご参加ください。
連絡先
問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
IHS・教育プロジェクト2:project2[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp