※参加申込の期限を延長しました。 イタリア研修「食・地域・大学」参加者募集のお知らせ

日時
2015年9月5日(土)〜9月13日(日)
場所
イタリア・ミラノ市、トリノ市、ボローニャ市および周辺地域
使用言語
英語
募集人数
4名程度
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」

IHS教育プロジェクト2「共生のプラクシス──市民社会と地域という思想」では、昨年一年間を通して、「食」と「農」をめぐる一連のセミナーと実習を行ってきました。今年度もこれらのテーマをめぐり、さらに思索を深めていきます。その一環として、本年9月に、イタリア・ミラノ市、トリノ市、ボローニャ市とその周辺を訪れ、「食・地域・大学」をめぐる研修を実施します。

ミラノでは、「食」をテーマとした世界的なイベントである、ミラノ国際博覧会(EXPO Milano 2015)を見学し、さらには、参加団体のひとつであるイタリア食科学大学主催のコンフェランスに加わり、発表を行います。トリノでは、トリノ大学の高等大学院と共同でGraduate Student Conferenceを開催し、海外での研究報告の経験を積むのと同時に、イタリアの大学院生たちと交流します。アーカイヴの見学等も行う予定です。くわえて、世界最古の総合大学があるボローニャを訪問し、ボローニャ大学教授マリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ氏(中世史)にご講演をいただく予定です。そして、当地の研究者・学生や現場の人たちと交わる中から、今日の「食」と「農」がおかれている状況、文化としての「食」と「大学」について現場で考え、市民社会と地域の結びつきについて理解を深めることを目指します。

この研修に参加するIHSプログラム生を、4名程度募集します。関心のある方はふるってご応募ください。6月26日(金)には事前説明会を行いますので、応募予定者はこちらにぜひご出席ください。

参加要件

  1. IHSのプログラム生であり、この研修の趣旨を理解して積極的に関与する志を有していること。
  2. 見学先の現場の実践を尊重すること。
  3. 写真・映像・音声等を記録することと、その記録されたものをプログラム広報活動で使用する可能性があることを了承したうえで参加すること。

参加にあたって

  1. 6月26日(金)12時30分より、駒場キャンパス101号館2階研修室で説明会を実施します。本研修に関心のある方はご参集ください。都合が付かない方には個別に対応しますので、下記の「連絡先」メールアドレスまでお知らせください。
    (参考)駒場キャンパス101号館:研修室は、建物正面入口そばの階段を上がってすぐのところにあります。
  2. 参加を希望するプログラム生は、7月5日(日)18:00 7月14日(火)13:00までに、下記の「連絡先」メールアドレスまで応募の届け出をしてください。参加希望者が募集人員を超過する場合には、選抜を行います。
  3. 参加者には、東京大学ならびにIHSの規定に則って旅費を支給します。それ以外の個人にかかる経費については各自で負担することになります。参加する場合は、手続き上必要な書類を期限内に提出することが求められます。
  4. この研修は、Sセメスター「多文化共生・統合人間学実験実習II」(担当:村松真理子教授)の一環として行われます。ただし、履修登録を行っていない場合にも参加は可能ですので、下記メールアドレスまでご相談ください。
  5. 参加については、事前に指導教員に十分な説明を行い、了承を得てください。所定の「IHSプログラム学外活動 参加承諾書」に指導教員の署名と承認印を受領し、提出していただくことが出張の要件となります(この用紙は参加決定後に配付します。書類の様式と、提出の手順については、6月26日(金)の説明会の折に詳細な説明を行います)
  6. 参加者は活動終了後に報告書の提出を求められます。

連絡先

応募・問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
IHS「共生のプラクシス」教育プロジェクト:project2[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp([at]を@に変えてください)