「建築・生命・ダンス──IHS教育プロジェクト「生命のかたち」」

駒場博物館特別展 「建築・生命・ダンス──IHS教育プロジェクト「生命のかたち」」

会期
2015年3月7日(土)−4月5日(日)
会場
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館 1F南側展示室
備考
入場無料
主催
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム 多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)教育プロジェクト1「生命のかたち」

本展覧会は、IHSの教育プロジェクトのひとつである「生命のかたち」の成果報告会として開催されるものです。本教育プロジェクトでは、「生命」と「かたち」という二つのキーコンセプトを通して、近代的な「人間中心主義」を超える新たな人間学に向けた教育を行なっています。そこでは主に、「生命」に関する最先端の自然科学と人文科学のあいだに「橋」をかけること、自然の事物とさまざまな文化的構築物(建築、芸術、都市など)を連続的な視点で捉えること、さらにはそれらの応用として、以上の視点をさまざまな文化活動の現場に還元することがめざされています。

本展覧会では、建築・生命・ダンスという三つのテーマに沿って、2014年度の「生命のかたち」プロジェクトの主な活動をご紹介します。本プロジェクトでは、2014年夏学期にフランス各地における約一週間の研修旅行を実施しました。本研修は、ル・コルビュジエの設計によるラ・トゥーレット修道院や、シュルレアリスムに多大な影響を与えたシュヴァルの理想宮を実際に訪れることで、建築という「生命のかたち」に触れることを目的としたものです。さらに冬学期には、コンテンポラリー・ダンサーの山田せつ子氏の指導のもと、みずからの身体というもっとも身近な「生命のかたち」に触れるためのダンス・ワークショップを五回にわたって実施しました。本展覧会は、文字・写真・映像などを中心に、学生たちによるこの一年間の成果を提示するものです。「建築」パートにおけるル・コルビュジエの図面や建築模型、「生命」パートにおけるさまざまな生物の細胞や輪郭、さらには「ダンス」パートにおける身体のうねりを通じて、この一年間のIHS「生命のかたち」の活動が、ひとつの多様な生命として展開していく姿を見て取っていただければ幸いです。

開催概要

駒場博物館特別展 建築・生命・ダンス――IHS教育プロジェクト「生命のかたち」
会場:東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館 1F南側展示室
会期:2015年3月7日(土)−4月5日(日) *休館日:火曜日
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
入場料:無料
URL:http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exihibition.html#IHS1
問合せ先:
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139
FAX:03-5454-4929

展覧会チラシ(表)
展覧会チラシ(裏)