シンポジウム「終わらぬ被災経験と人文学の役割:日中間対話を通じて」

シンポジウム「終わらぬ被災経験と人文学の役割:日中間対話を通じて」

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日時
11月25日(火)10:00-18:00
第1部
日本と中国の地震災害:人文学からのアプローチ(10:00-12:10)
第2部
災害と心の復興:現実と課題(13:10-15:10)
心の復興と市民参加(15:30-18:00)
場所
東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1

登壇者
張志強(中国社会科学院哲学研究所)、賀照田(中国社会科学院文学研究所)、李樺(中山大学)、小谷英文(PAS心理教育研究所)、王文忠(中国科学院心理研究所)、江洪濤(甘粛省蘭州市身心健康学会)、橋本和典(国際基督教大学)、那希芳(東京大学IHSプロジェクト2)、白佐立(東京大学)、ほかIHSプログラム生3名

総合司会
石井剛(東京大学)

使用言語
中国語、日本語(通訳がつきます)

備考
入場無料・事前登録不要

主催
第1部:
科学研究費補助金基盤研究(B)「現代中国思想誌構築のための中国知識界言説研究」
第2部:
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト2「共生のプラクシス――市民社会と地域という思想」

概要
IHS教育プロジェクト2「共生のプラクシス――市民社会と地域という思想」では、11月22日から25日にかけて「四川―福島ワークショップ」と題して、地震災害の実際と復興の取り組みや課題について、中国と日本の巨大地震災害復興の現場から、現場とともに考えるワークショップを行います。
最終日のシンポジウムでは、11月22日から24日の福島フィールドワークの報告をもとに被災地の現状に関する認識を共有するほか、中国の災害PTSD治療の現場で活躍する専門家と、福島県を中心に東日本大震災のPTSD問題に最前線で取り組んでいる日本の専門家にレクチャーを仰ぎ、心の傷に苦しむとはどういうことなのか、心の復興とはどうあるべきなのか、そのためにどのような取り組みが行われているのか、などの問題に対する理解を深め、災害からの心の復興と人文学の役割、市民社会の役割について、ともに考える機会にしたいと思います。

※注意

写真・映像・音声等を記録することとその記録されたものをプログラム活動で使用する可能性があることをご了承いただいた上でご参加ください。
また、IHSプログラム生の参加者はシンポジウム終了後に報告書の提出を求められます。

連絡先
お問い合わせの際には、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。 IHS教育プロジェクト2「共生のプラクシス」:project2 [at] ihs.c.u-tokyo.ac.jp([at]を@に変えてください)

「四川-福島ワークショップ」参加プログラム生募集