"Globalizing Japanese Philosophy: Praxis and Politics in Civil Society"

"Globalizing Japanese Philosophy: Praxis and Politics in Civil Society"

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日時
2015年1月29日(木)16:30~19:00
場所
東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室
講演者と講演題目
レイン・ラウド氏(Rein Raud、ヘルシンキ大学)"Breaking out of the bounds of language"
張政遠氏(Cheung Ching-Yuen、香港中文大学) "Japanese Philosophy, Karatani Kojin and Hong Kong"
備考
入場無料・事前登録不要
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト2「共生のプラクシス――市民社会と地域という思想」

IHS教育プロジェクト2「共生のプラクシス-市民社会と地域という思想」では、レイン・ラウド氏(ヘルシンキ大学)と張政遠氏(香港中文大学)をお迎えして、「日本哲学のグローバル化:市民社会におけるプラクシスと政治」というテーマで講演会を行います。「日本哲学」はなぜ、どのように海外で読まれているのか、「日本哲学」は21世紀の市民社会を構想していくためにどのような示唆を与えるのか、そもそも「日本哲学」とはどのような「哲学」なのか、そして、なぜ「日本哲学」でなければいけないのか、こういった「日本哲学」をめぐる疑問について、海外で日本哲学を研究する気鋭の講演者と共に考えてみたいと思います。

北欧の東洋学を代表する研究者であるヘルシンキ大学のラウド氏は「言語の境界を突破する」という題目で、「日本哲学」テクストの翻訳によって生み出される新たな解釈の可能性について講演します。また、新しい世代の哲学者として精力的に活躍する香港中文大学の張政遠氏は「日本哲学、柄谷行人、そして香港」と題して、「日本哲学」としての柄谷行人を、香港における市民社会への展望と共に論じます。IHSプログラム生のみなさんの積極的な参加をお待ちしています。

※注意
  • 写真・映像・音声等を記録することとその記録されたものをプログラム活動で使用する可能性があることをご了承いただいた上でご参加ください。
  • 参加したIHSプログラム生には後日報告書を提出していただきます。