IHS生のための就職・進路に関するセミナー 報告 古市 智子
- 日時
- 2014年7月24日(木)13:00〜16:00
- 場所
- 東京大学駒場キャンパス1号館1階118教室
- 講演者
- 古川晶子氏(一般社団法人さいたまキャリア教育センター・代表理事)
- 主催
- 東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)事務局
2014年7月24日(木)、東京大学駒場キャンパスIにある1号館1階118教室にて「IHS生のための就職・進路に関するセミナー」が開催された。今回は、第一弾として、博士課程のキャリア指導経験が豊富な古川晶子氏にご講演頂いた。
IHSの博士課程の学生向けに、就職に対する心構え及び進路決定や就職活動について、自己分析のアプローチを通して、これからの進路を考える機会として実施した。教員も学生指導に活かすべく参加したが、古川氏たっての希望で、学生と同じようにワークに参加した。
セミナーは極めて実践的なアプローチで進行し、4人ほどの小グループに分け、「3年後の自分を展望/予測」といった課題に取り組んだ。グループ別に司会や発表者などに役割分担をして発表した後、全員で話し合った。学生たちは、文理融合プログラムであるIHSの特性をよく理解し、率先して他専攻の学生と交わり、アクティビティに参加していた。
合計12名(IHS博士学生7名、修士学生2名及び教員3名)が参加し、十分なディスカッションの時間の中で新しい情報を得た、新たに就職につながることを始めようと思ったなどの意見が出て、大変有意義な会となった。
学生からは今後も「IHS生のための就職・進路に関するセミナー」を続けてほしい、具体的な事例を学びたいなどの声があり、次回は具体的なレジメを書いて互いに採点しあうというワークショップ形式のセミナーを実施予定である。
報告日:2014年8月4日